JEA特待生オーディション【PR】

オーディション合格をきっかけに所属俳優として活動中!
南舘優雄斗さんからメッセージ☆
総合芸能プロダクション、ジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)の経営する養成機関ジャパン・エンターテインメント・アカデミー(JEA)では、10月3日まで特待生オーディションのエントリーを受付中。オーディション合格をきっかけに、現在は所属俳優として活動している南舘優雄斗さんに聞きました。
南舘優雄斗さん
 
特待生オーディションを受けようと思ったのは、大学を卒業した後も俳優として活動を続けていきたいと決心したから

──芸能エンターテインメントの世界で活動していくことに興味を持ったのは何歳頃からですか。きっかけと合わせて教えてください。

南舘さん 最初にエンターテインメントに憧れを持つようになったのはまだ小学校にも入る前4、5歳の頃だったと思います。ディズニーランドに遊びにいった時にパレードで楽しそうに踊っているパフォーマーの人達を見て、楽しそうだな、自分もやってみたいなとぼんやりと憧れるようになりました。 

とにかく小さい頃はあれやってみたい、これやってみたいというのが多くて、友達がやっていること全部に興味を持つような子供でした。ピアノや水泳、料理教室なんかにも通っていましたね(笑)

中学高校に上がって演劇部に入ろうと思ったのですが生憎うちの学校には演劇部がなかったので、ダンス部やオーケストラ部に打ち込んでいました。中学3年の時に同じように演劇をやってみたかった同級生と文化祭で有志で演劇をやった時初めて人前でちゃんと演技をやりました。役の名前を間違えてしまうっていうとんでも無いミスをやらかしてしまうんですけど(苦笑)手探りながらすごい楽しくて。この頃には将来も続けていけたらいいなと漠然と思い始めてました。この前高校の卒業アルバムを見たんですが、ちゃっかり将来の夢には俳優って書いてましたね。

大学に上がってからはまず学生劇団に入って演劇を続けました。沢山の学生劇団がある大学だったので自然と周りに演劇をやっている人達が集まっていてゼロから舞台を作り上げることに熱中していました。この頃には学外の社会人劇団にも出演の機会があったりと、しっかりとエンターテインメントの世界で活動していこうと考えていました。

──「JEA特待生オーディション」は生まれて初めてのオーディションですか? 

南舘さん 特待生オーディションを受ける前、子供鉅人という劇団の舞台キャストオーディションを受けていました。三度オーディションを受けてようやく受かった公演だったのでとても思い入れの強い舞台でした。

1回目は人生初めてのオーディションだったこともありとても緊張したのを覚えています。周りも自分より年上の人しかいなかったので審査が始まってからは周りについていくのに必死でした。結果はダメでしたが自分に足りない部分が浮き彫りになったいい経験だったと思います。体力づくりのためにランニングを始めて、滑舌練習や発声練習に力を入れるようになりました。

3度目の正直でようやく出演が決まったのですが、ほぼほぼオーディションに鍛えられたと言っても過言ではなかったと思います。受けるたびに自分の未熟な点が見えてきて、それを鍛える日々でした。

今思えばこの不合格と合格の体験でオーディションに挑む心構えと準備を身につけたような気がします。

──JEAについては、特待生オーディションを受ける前からご存知でしたか。


南舘さん 名前はぼんやりと知っていましたが、正直そこまで詳しくは知りませんでした。オーディションを受ける前にいろいろな養成所や芸能スクールを調べて初めてどんなアカデミーなのかを知りました。
 
ais project vol.2
「傷だらけの猪は、希望の光へ猛進する」より


──JEA特待生オーディションを受けることにしたいきさつを教えてください。また、受けたのはどのコースですか。


南舘さん 特待生オーディションを受けようと思ったのは、大学を卒業した後も俳優として活動を続けていきたいと決心したからです。

応募当時は同じ学生の劇団や、社会人の劇団に少しづつ参加するようになり、演劇というものにのめり込み始めた頃でした。それと同時に自分の力不足を痛感するようになった時期でもあり、本気で俳優として活動を続けるならこのままではいつか限界が来ると思って芸能事務所や養成所の案内を調べるようになりました。周囲は就職活動の準備を始めたり、大学院に進むために勉強を始めたりする時期で、自分の夢と真剣に向き合わなければ夢のまま終わってしまうと焦りはじめていました。

いくつかあるコースの中で、僕はエンターテインメントコースのオーディションを選びました。エンターテインメントコースは演技レッスン、ダンスレッスン、ボイストレーニングの3つのレッスンを受けることができたので、当時演技ばかりに打ち込んでいた自分にはダンスや歌といったスキルを身につけるチャンスだと思いました。その分オーディションではダンスの審査や歌唱の審査もあったのでどうにかアピールできるよう夜の公園で猛練習したのを覚えています(苦笑)
 
自分に必要なレッスンを選択して受講できるのもJEAのいいところだと思います

──応募書類(データ)、また、面接で気を使った / 注意したことはありますか。

南舘さん 僕がJEAにプロフィールを送ったのは大学3年生の時でした。小さい頃から活動している人がいる中で自分は年齢的に決して若くなかったので、今まで経験してきたことをしっかりとアピールするように心がけました。

学生の頃の部活や、スポーツの話以外にも大学での専攻や学外での活動まで、とにかく自分が今までに積み重ねてきたことを出来るだけ沢山書き込みました。
応募写真も出来るだけ良いものを送りたかったので写真スタジオで宣材写真を撮ってもらいました。初めての宣材写真撮影だったので、服装や髪型、表情やポージングなど色々調べたのを覚えています。結局当日は選びきれず何着も袋に詰め込んで行ってカメラマンさんと相談して決めました(笑)

オーディションでは自分より年下の人がほとんどだったので、審査では気を使いました。若い人の方が有利だろうと思ったので、自分の出来ることをしっかりとアピールしようと決めたのを覚えています。

体力や筋力はトレーニングしていて自信があったので、一緒に受けている誰よりも力強く動くことを意識していました。演技も発声や滑舌を日頃から鍛えていたのでその場の誰よりも、はっきりとした大きな声で演じることにしました。

面接に対しては、どんなことを聞かれるか、どんなことを答えるかをある程度想定してイメージトレーニングしていました。オーディションでよく聞かれることをあらかじめ調べておいたのでそれほど緊張せずに臨めたとは思います。考え込む癖があったので、出来るだけ自分のことを知ってもらえるように、黙り込んでしまうのだけは絶対にしないように心がけました。

──受講していたレッスンの中で、一番役に立っていると思うレッスンについて教えて下さい。

南舘さん 僕はエンターテインメントコースということで演技、ダンス、ボイストレーニングの三つのレッスンを選んだのですが、俳優として活動する今となってはどれも大切な訓練だったなと思います。演技力はもちろんのこと、ダンスや身体表現の力、そして歌唱力。今の活動にどれ一つとして欠かすことのできないものです。

自分に必要なレッスンを選択して受講できるのもJEAのいいところだと思います。演技のクラスひとつとっても俳優として活動されている方、舞台演出家の方、映像監督の方、様々な背景を持った講師の方々いらっしゃって、いろいろな視点から演技について学べました。今でも行き詰まった時はあの先生ならどう言うだろうか、この先生ならどう言うだろうかと、頭の中で想像して考えることも少なくありません。漫画とかで頭に浮かぶ天使と悪魔みたいな感じです(笑)

ダンスもヒップホップやジャズなど様々なジャンルがあり、僕はその中でも未経験のバレエを選んだのですがダンスだけじゃなく舞台上での美しい姿勢や所作を身につけられた良い機会になったと思います。
 
ais project vol.2
「傷だらけの猪は、希望の光へ猛進する」より


ais projectとは...
ジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)の新人開発セクション、㈱aisが贈るエンターテインメント・プロジェクト。ミュージカル「忍たま乱太郎」、舞台「アンフェアな月」、魔劇「今日からマ王」などで活躍の脚本・演出家の菅野臣太朗による書き下ろし作品でais所属俳優を中心に、ジャパン・エンターテインメント・アカデミー(JEA)で学ぶ生徒の中からオーディションで選ばれた役者達による舞台公演。
https://ais-project.com/


──養成所を探している人へ、「JEA」「特待生オーディション」の“お勧めポイント”を教えて下さい。(複数ある場合はベスト3までお願いします)

南舘さん 一つに絞るのは難しいので、三つ思うものを挙げると『アピールチャンスが多い』『先生やスタッフの方との距離が近い』『プロの現場を味わえる』だと思います。

JEAは年間を通して音楽ライブイベントや舞台イベント等がたくさんあって、その都度アピールするチャンスがあります。良いパフォーマンスをした人は表彰されたり、アカデミー内に掲示されたりするので、イベントに参加する時はそこで何かしらの賞を取ることを第一の目標にしていました。イベントの説明会やリハーサルなんかもしっかりと行ってくれるので、アカデミー内のイベントでありながらお客さんからお金を貰うプロとしての心構えを身につける機会になりました。直前になると出演者みんなで集まって朝から晩まで練習していたのを覚えています。

アカデミーの先生やスタッフの方々との距離が近く気軽に相談できるのも魅力的だと思います。アカデミーの入り口には「元気に挨拶をすること!」って書いてあるんですが、来たら必ず受付で挨拶をしないといけません。その時にスタッフの方や事務所のマネージャの方と話す機会もあって「この前の撮影どうだった?」とか「この前の舞台よかったよ」とか声をかけてくれて、しっかりと見ていてもらえている安心感と緊張感を持つことができました。「挨拶小さいぞ!」って怒られたこともありました。苦笑

あるライブイベントの時に5分間でロミオとジュリエットのショートドラマに挑戦したいと相談したことがあったのですが、その時には練習に先生方やスタッフの方も協力してくれて、色々なアイデアを出してくれました。自分のやりたいことを自由に表現させてくれるだけじゃなく、しっかりとそれが作品として成立するような後押しをしてサポートしてくれる。アットホームでありながら時に厳しい言葉もかけてくれる雰囲気があります。

実際の舞台や映像の現場に足を運べるというのも魅力的でした。アカデミー外の活動に関しては自由にできるのですが、それ以外に先生方やマネージャの方から舞台やドラマのお仕事を頂けることがあります。僕はそれまで撮影現場に足を運ぶ機会がなかったので、ドラマや映画が作られる現場に行けたことは貴重な体験でした。所属になった今、映像のお仕事や舞台のお仕事でどのようにいればいいのか、物怖じせずに挑めるようになったのはアカデミーの頃の経験があるからだと思います。

──憧れの俳優はいますか。理由と合わせて教えてください。

南舘さん 憧れる俳優は、もう亡くなってしまったのですがジーン・ケリーです。中学生の頃『雨に唄えば』を初めて見たのですが、その時に一目惚れしました。もともと僕自身が悩みがちで大人しい性格だったからというのもあるんですが、 スクリーンの中で楽しそうに歌って踊る姿にギュッと心を鷲掴みにされました。1950年前後のアメリカミュージカル映画を買い漁って繰り返し何度も見ていました。今でも度々見返しています。

陽気でユーモラスでありながらしっとりとロマンスを演じ、時には男らしくパワフルに動き回る。そんなジーン・ケリーの姿は僕の思い描く素敵な俳優像の一つになっています。

様々な役に挑戦する中で、自分からは遠いなと思うキャラクターもやっぱりいるんですが、そういう時は例えばジーン・ケリーだったらどうやって演じるだろうか、どんな面白いことを盛り込むんだろうか、そんなことを考えながらイメージを掴んだりしています。

──将来は、どんな俳優として活躍したいですか。

南舘さん 一つの大きな目標はNHKのドラマに出演することです。俳優として活動していくと決めてから、両親や祖父母をはじめ家族には沢山支えてもらっているので自分が活躍する姿を見せたいです。

挑戦したいのは時代劇ですね。このコロナの自粛期間が空白にならないよう、殺陣やアクションの訓練にも力を入れていたのでそれを演技として生かした作品に出たいです。元々歴史や和の文化が好きで歴史物の作品を読んだり普段から着物を着たりしているのでその知識を生かしたいです。
よく苗字を略して"だてちゃん"と愛称で呼ばれるんですが、だからか伊達政宗が気づいたらいつしか好きな武将になってしまって、いつか時代劇に出演する折には演じてみたいという密かな野望を抱いています(笑)
 
 
南舘優雄斗さん
みなみだてゆうと●1993年11月28日生まれ。千葉県出身。身長167㎝。TV:EX「仮面ライダービルド」9話 オタク青年役(2017年)、ytv「架空OL日記」(2017年)、舞台:「Les Misérables~惨めなる人々~」演出:高橋征男(2020年)、ais project vol.3「泪するドブ鼠は、哀しみの愛にしがみ付く」演出:菅野臣太朗(2020年)ほか