──「ヌヌ子」のオーディションはどんな感じだったの?
凜音 めちゃめちゃ大人の人がいました。会場に琳加がいて、ずっと一日、面接に来た人の演技に合わせてました。
琳加 「りんねキター」と思って見てました(笑)。
──何年くらい前から友達なの?
琳加 中2くらいからの友達です。
凜音 "りんりんコンビ"って名前付いてて。
琳加 2回くらいお芝居の仕事をしたこともありました。「ヌヌ子」のオーディションでは、一日、里奈役として相手を務めさせてもらったんですけど、来られる皆さんの演じる葵が全然違って。その中で(凜音は)空気感が違うというか、安心する感じはありました。
琳加 会場を出てどこかに出かけるまではいかなかったですけど、皆さん年齢が近かったりお会いしたこともあったりしたので、審査の合間にはお話ししたりしました。
──映画みたいにはなかなかいかない?
琳加 葵のメンタルがないと無理です。
凜音 ここまでは……。葵のメンタルがすごいです、とことん。
──社長さんの厳しい面接シーンもありましたが、事務所の面接を受けたとき、キツいことを言われたりした?
琳加 ないよねー(笑)。でもそういうイメージがあるのかなあ、事務所の面接って。あんなに突き放されないよね(笑)。
凜音 うん。
──「今の原宿を映す」ことも映画のテーマにあったみたいだけど、撮影場所はやっぱり"庭"みたいな感じだった?
凜音・琳加 庭です!
──映画としての見どころ、または「わたしの見どころ」を教えて。
凜音 葵は、天真爛漫で、「久保くん」にも言われたんですけど、表情がコロコロ変わるわったりする女の子だし、思ってる気持ちが顔に出て、そういうのが里奈にも伝わったりするのが見どころというか。まっすぐなところを見て欲しい。割と自分も思ったことを曲げないと言うか、悪くいうとワガママなので、そういうところも田原葵と似てるかなと思います。
琳加 そうですね、葵は常にしゃべってるイメージがあるんですけど、里奈は表情だけのシーンが結構使われていて、表現はすごく大変だったんですけど、監督と相談して乗り越えたので、そこはぜひ注目していただきたいです。
──二人のように、デビューしてモデルや女優やシンガーとして活躍したいみんなに"先パイ"からメッセージをお願いします。
凜音 今回の田原葵役は、相手が琳加だしストーリーを見ても私しかいないと思って、「絶対に私が獲ってやる」と思って役を頂けたので……気持ちは大事だと思います。
琳加 私は昔、全然違う夢を持っていて、大好きな雑誌のオーディションを見て、大好きだからという思いだけで受けて、いま、こうして芸能界にいられるんですけど、そういう気持ちの強さはきっと伝わると思うので、大切に持っていれば大丈夫だと思います。
PRESENT☆